<< June 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 「昭和陸海軍の失敗」(文芸新書) | main | 「泥流地帯」(三浦綾子著) >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

スポンサードリンク * - * * - * - * pookmark

もう一度「昭和陸海軍の失敗」

 今朝の朝刊、地元紙を見て、思わずホウッと声をあげてしまった。
 私が昨晩書いたばかりの辻政信のことが出ていたからだ。

 記事の出だしがこうだ。

 「”作戦の神様”とあがめられる一方、無責任参謀と非難する人もいて、評価が極端に分かれる人」

 そうだろうか。私がこれまで目にしたいくつかの文献を思い起こしても、辻政信のことを、”作戦の神様”とあがめたものは一つもない。この記者さんの勉強不足もしくはリップサービスであろう。

 おそらくは、記事でわざわざ””(コーテーションマーク)で括っていることから想像するに、記者さんも、その評価については懐疑的でいくらかの皮肉を込めて記述しているのであろう。

 ただ、記事中に、「戦功を重ね」とあるように、現場のまさに戦場においては、勇猛であったことは事実のようだ。だからこそ、一般兵士の間では、評判は良かった。後に、国会議員選挙で当選を重ねたことからも、現場に出て、一般大衆の心をつかむことはうまかったのであろう。それは大いなる魅力だ。

 辻政信。歴史家や研究者の間では、大変厳しい評価しかされてはいないが、経緯はともかくとして潜伏紀行文(?)なるものをもってしてベストセラー作家となり、衆議院議員に4回も当選し、その後、参議院全国区で第三位で当選。

 戦争論、組織論、人物論等々、研究の題材としては、興味の尽きることのない人物である。
山野之義 * 一夜一冊 * 22:44 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

スポンサーサイト

スポンサードリンク * - * 22:44 * - * - * pookmark

コメント

コメントする









トラックバック

このページの先頭へ