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「竹中式マトリクス勉強法」(幻冬社)、「構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌」(日本経済新聞社)

竹中式マトリクス勉強法  「竹中式マトリクス勉強法」(幻冬社)


 最近の不景気をとらまえて、小泉・竹中経済金融改革の揺り戻し、ひどい場合には、その改革の失敗の表れとさえ評する向きもある。

 不勉強なマスコミに感化された一部世論ではあるが、人の悪口というものの伝播力というものはなかなかである。

 ほんの少し冷静に振り返れば、りそな銀行への3兆円を超える公的資金注入によって、金融恐慌から日本を救うという英断は竹中氏以外では誰ができたであろうか。それ以前では、小渕内閣時代に、大手金融機関における公的資金投入により、日本の金融は信頼を取り戻すきっかけになったことは記憶に新しい。それにしても、ここまで大掛かりなものではなかったし、それでさえ、タイミングが遅れてしまったことにより、失われた10年の布石にもなってしまったともいわれている。もちろん、小渕首相のリーダーシップがなければ、間違いなく、日本はさらなる不況渦に巻き込まれることになっていたことは忘れてはならない。

 ちなみに、手続きは少々複雑ではあるようだが、この公的資金は、きちんと国に返済されていることを蛇足ながら付け加えておく。ついでに、実は、銀行に対する公的資金注入で、結果として政府は大儲けしたことも、ほとんど報道されていないが、この際はっきりさせておく。こっちが分かりやすい。

 話しは少々飛ぶが、いわゆる後期高齢者(長寿)医療制度において、75歳以上を区分けしたこと自体をもって、政府与党を攻撃する向きが多いが、これも事実誤認もしくは誤解に基づくもの。

 旧来の老人保険制度において、医療用語なのか行政用語なのかはともかく、75歳以上の後期高齢者を別枠にしてほしいという要望を出していたのは、むしろ、全国市長会、全国町村長会、医師会なのである。これまでの、その議論をなぜかマスコミは全く報道しない。(全くじゃ、ないな。私もいくつかそのような報道を散見してはいるから。)日本という国を悪く書いたり、危険因子視することによって、国民、市民が危機感を持って関心を持ってそのマスコミ報道に多く触れてくれるからであろう。悪口ばかり書きたがる。

 小泉・竹中経済金融改革に対して強烈に悪口を言っている方たちは、概ね、その際、政治的に干されていた方、もしくは、それまでの利権を相当部分削られてしまった方たちであろう。

 もちろん、不誠実な一部の報道に煽られてしまっている一般市民の素朴で感情的な思いは別ではある。

 ということを書かれた本では、全くない。

 やっぱり、頭のいい人の勉強法は、どなたも同じだと改めて思いながら読んだ。

 竹中氏の本当の仕事を見るにはこちらの方がよい。ただ、経済や金融に興味のない人には少々しんどいかな。実は、私も完全に読破していないことを白状しておく。

構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌   構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌(日本経済新聞社)


 余談。
 竹中氏が大臣時代、金沢に来られたことがある。ちょっとした時間に、金沢のまちを視察したい、テーマは二つ、「IT」と「コミュニティ」。詳細は割愛するが、ある関係で、私が全て段取りすることになった。「IT」については、竪町のティーズラボを紹介、ご案内し、「コミュニティ」については、大野町のもろみ蔵をご案内した。

 昼食は、大野町の宝生寿司。大臣と食事の際、「ところで、山野さん、金沢・石川の経済状態は?」なんて聞かれても、上手く答える自信のない私は、友人でもある竹松証券の竹松俊一氏に同席してもらった。竹中大臣も竹松氏も同じ一橋大学出身でもあったからちょうどよい。難しい話しは全て彼に振った。これくらい頭のいい人同士の話になると、私は隣で頷きながら聞いているくらいが調度いい。会話に入っていく事はできない。

 その後、縁あって、二三度お会いしている。今となっては時効だが、竹中氏が総務大臣になられた際、秘書官から連絡があって、当時、全国市長会会長でもあった山出市長と会談の場を、誰にも知られずに段取りして欲しいと頼まれ仲介にたったこともある。もちろん、その会談の内容は知る由もないが。

 ということで、それなりの思い入れをもって、竹中氏を見ているということを差し引いて、この文を読んで欲しい。
山野之義 * * 23:13 * comments(0) * trackbacks(1) * pookmark

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From 日銀金融政策決定会合 @ 2008/11/09 7:44 PM
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